Hyprlandとtitlebarsの同時更新でedgeのアップグレードを復旧
ryanrhughesはomacom/omarchy-pkgs#1821を提案してmasterにマージし、両アーキテクチャのedgeでHyprlandを0.57.0、titlebarsを0.3.0へ同時に更新した。旧版のtitlebarsプラグインは新しいコンポジターに対してビルドできず、そのインストールも妨げていた。それ以前には、アップグレードを維持するため、x86_64を0.56.2に据え置く保護措置がコミットされていた。このコミットはEmir Beganovićによるものとされ、参加者として
emirbも記載されている:omacom/omarchy-pkgs@be6149775e8c。
github-actions[bot]はomacom/omarchy-pkgs#1821:issuecomment-6502344987で、新しいコンポジターとtitlebarsのパッケージが両方のedgeリポジトリで公開されたと報告した。ただし、予定されていた処理枠の一部は実行されなかったとも述べている。その後のmasterへのコミットには、依存関係に伴うtitlebarsの0.3.0-2への再ビルドが記録されている。これはedge向けのパッケージ更新であり、提案には引き続きCuaプラグインの非互換性と、タッチスクリーンでのドラッグが未検証であることが記されている。
Apple Siliconに選択可能なRCチャンネルを追加、パッケージ一式の検証も強化
maralcbrが提案したomacom/omarchy#16986を、
emirbが開発ブランチのquattroにマージした。RCの選択に必要なApple Silicon向けテンプレートを追加するもので、デフォルトは引き続きedge、stableは選択できない。パッケージリポジトリのmasterにも、条件を満たさないMac向けパッケージ一式の昇格を拒否し、公開前に予定されたすべての処理枠を確認するチェックが追加された:omacom/omarchy-pkgs@05422a2243fb、omacom/omarchy-pkgs@1359fc98322b。
マージ後、ryan-winklerはomacom/omarchy#16986:issuecomment-6495243961で、アップグレード手順の文書化、テンプレートを含む最初の公開ビルドの明示、旧Mac向けフォークの利用者に向けた個別の移行案内を求めた。本人の環境ではRCパッケージが見えているにもかかわらず、インストール済みのシステムにテンプレートがなく、実環境でのチャンネル切り替えも試していないと明言している。したがって、開発ブランチへのマージでチャンネル対応は実装されたものの、既存のすべてのMac環境ですでに利用できることまで確認されたわけではない。
Zenbook A16のオーディオ対応、基板設定とスピーカー調整を組み合わせ
dhhはomacom/omarchy#17039を提案してquattroにマージし、'ASUS Zenbook A16'のスピーカーとマイクについて、ハードウェア検出、インストール、移行への対応を追加した。音響調整ではウーファーとツイーターを分け、ASUS由来の音作りを適用するとともに、保護用のハイパスフィルターとリミッターを加えている。
パッケージのmasterへのコミットでは、不足していたオーディオトポロジーとプロファイルの設定、ソフトウェアによる音量制御に加え、サスペンドからの復帰後にスピーカーの半分が認識されなくなる問題を防ぐためのカーネル変更が追加された:omacom/omarchy-pkgs@e87374ad3c9b、omacom/omarchy-pkgs@310647950fc2。カーネルのコミットでは、アイドルと再生を繰り返す試験の成功回数が従来の5回から15回になったと報告されているが、これは作者による報告値だ。開発ブランチへのマージは安定版のリリースではなく、提案でも音質はまだWindowsに及ばないと認めている。
非表示のバーがフルスクリーン操作を妨げる問題を修正
dhhはomacom/omarchy#16991を提案してquattroにマージし、見えないバーがフルスクリーンウィンドウ上端のクリックを横取りする問題を修正した。バーが表示される画面のアクティブなワークスペースに、実際にフルスクリーン状態のウィンドウがある場合は、バーの入力領域を取り除く。'最大化'状態のウィンドウでは、引き続きバーを操作できる。
omacom/omarchy#16991:discussion_r4412518167で、dhhはフルスクリーン、最大化、別ワークスペースの各ケースを対象とするテストを追加し、実環境でポインター入力も確認したと報告した。この変更は、KVMのWebコンソールなど、フルスクリーンで使うアプリで生じていた具体的な操作上の問題に対処するもので、開発ブランチに取り込まれている。
プルリクエストに、稼働中のOmarchyデスクトップ内でのテストを追加
emirbはomacom/omarchy#16835を提案し、quattroにマージした。このブランチを対象とするすべてのプルリクエストとpushにTestsチェックが追加される。KVM上で安定版のVMを起動し、チェックアウトしたソースをコピーして、そのデスクトップセッション内でテストスイート全体を実行する仕組みだ。提案によると、チェックがスキップされたファイルは7つで、比較対象のコンテナ環境では64だった。
マージ後のコミットomacom/omarchy@e9474ecae652には、テスト結果の判定方法の修正も記録されている。完了と成功の判定は、専用の終了ステータスファイルから行うようになった。以前は、テストが成功したように見えるステータス行を出力すると、失敗したスイートでも成功と表示される可能性があった。このワークフローは開発時のフィードバックを改善するものだが、提案では失敗率が分かるまで必須のステータスチェックにはしないとしている。
Plugin Guard、端末出力の問題を修正してマーケットプレイスで公開
github-actions[bot]はomacom/omarchy-plugin-marketplace#13216:issuecomment-6499213522で、メンテナーのレビューを経た検証付きで'Plugin Guard'が公開されたことを確認した。
mattwolfgangが申請したこのプラグインは、ほかのプラグインをインストールまたは更新する前に静的チェックを行い、任意でモデルによるレビューも実施する。文書に記載された自動スキャン機能は、危険と判定されたインストール済みプラグインを無効化できる。
HANCORE-linuxは当初、リポジトリ側で制御できるレポートのテキストから端末制御シーケンスが出力され、クリップボードが書き換えられる可能性を発見し、公開を止めていた。その後、レビュアーはレビュー対象のコミットで問題が解消されたことを確認し、omacom/omarchy-plugin-marketplace#13216:issuecomment-6497849270で文書に記載された機能を了承した。公開の対象はマーケットプレイスに登録されたその時点のスナップショットに限られ、セキュリティ認証を意味するものではない。
DatebookにCalDAV同期を追加、ネットワークの待ち時間にも上限
github-actions[bot]はomacom/omarchy-plugin-marketplace#13263:issuecomment-6507210706で、Datebookのマーケットプレイス掲載スナップショットが更新され、自動検証を受けたことを確認した。
jonspinksの説明によると、Fastmail、iCloud、ユーザー指定のCalDAVサーバーとの双方向同期に対応する。アプリ用パスワードはキーリングに保存し、同時に行われた変更を上書きしないよう、条件付きで書き込む仕組みを採用している。
その後の対応では、応答を少しずつ送り続けるサーバーに対する制限時間が厳格化された。jonspinksは、リクエスト全体の時間制限と、アカウントごとの同期に300秒の制限を設けたと報告している。時間を超えたアカウントはオフライン扱いとなり、ほかのアカウントの同期は続行する:omacom/omarchy-plugin-marketplace#13263:issuecomment-6505549225。報告されたテストは、ヘッダーや本文の受信が遅い場合と、アカウントの同期が停止した場合を対象としている。マーケットプレイスの検証は公開されたスナップショットを対象とするもので、セキュリティ監査に当たるものではない。
インストーラーの起動改善案、最初の画面までの処理を削減
hegjonは、引き続きオープンのomacom/omarchy-iso#355に9件のコミットを追加し、その内容をomacom/omarchy-iso#355:issuecomment-6504343044で説明した。起動メディアのハッシュ計算をインストーラーの最初の画面が表示されるまで遅らせ、起動時の読み込みを減らし、BIOSのカウントダウンを短縮するとともに、ファームウェアのフレームバッファー上でスプラッシュ画面を有効にする。
hegjonによると、この追加作業により、USB 2.0環境での'ISOとインストーラー'の起動時間が11.0秒から7.9秒に短縮された。
今回の変更にはQEMUでの統合テストがあるものの、提供された更新情報には実物のUSBメモリーでのテストは含まれていない。日付を明示した過去の情報として、hegjonが10月28日に行った最初の3コミットのテストでは、'ThinkPad X200'でカーネル起動からログイン画面までの時間が25.5秒から20.5秒に短縮され、その後のインストールも成功したと報告されている。この結果は、USBデバイスの認識が落ち着くまでの待ち時間の削除を含む、今回の9コミットを検証したものではない。
ロック中のデバイス保護、サービスの権限境界をレビュー
acrogenesisによるオープンの提案omacom/omarchy#14937では、ロック中に未認識のUSB・Thunderboltデバイスをブロックし、その間に接続されたデバイスをロック解除後に自動で許可する。また、ロックされていない間に接続された新しいデバイスについて、任意で承認を求められるようにする。マージ前には引き続きプロダクトレビューが必要であり、これは'デフォルトの動作'としての提案であって、提供済みの挙動ではない。
greptile-apps[bot]は、Thunderboltサービスのサンドボックスが認可に必要な書き込みを妨げるのではないかと指摘した。
acrogenesisはomacom/omarchy#14937:discussion_r4416496723で、書き込みを許可する範囲を明示し、実際のboltdと模擬ハードウェアを使ったインストール済みサービスのテストに合格したと回答した。また、そのLab環境とsystemdのバージョンでは、当初指摘された拒否は再現しなかったとも述べている。VM上のCIも通過したと報告されているが、実機のThunderbolt、ファームウェア、実機でのサスペンド動作は、示された検証範囲に含まれていない。
ランチャーのリアルタイムクエリ案にキャンセル処理と計算の上限を追加
avillagranは、ランチャー内に電卓、Web検索、設定可能なクエリ結果を表示する、オープンの提案omacom/omarchy#8537の作業を続けている。現在の設計では、電卓とキーワードの結果を通常の一致結果より上に置き、Web検索をフォールバックとして使う。
omacom/omarchy#8537:issuecomment-6504528259で、avillagranはレビューを受け、結果の選択、メニューを閉じた際のキャンセル、プラグインの5秒タイムアウト、電卓の演算範囲の制限について修正したと報告した。その後の更新では、フォールバックの配置、翻訳、ドル記号を含む文字列をそのまま扱う処理も修正し、メニュー、翻訳、CLIのテストが通過したと報告している。いずれも、未マージの提案に対する改善報告だ。
実行時翻訳の提案、プラグインとシステムのカタログ処理を改善
avillagranによるオープンの提案omacom/omarchy#10083は、インストール済みのシステムのgettextカタログを使って共有UIコンポーネントを翻訳し、不足する語句をプラグインのカタログで補うものだ。'共有ボタンやツールチップ'はプラグインのソースを変更せずに翻訳できるようになる一方、生のテキストを使ったバインディングには、引き続き明示的な翻訳関数の呼び出しが必要となる。
提供されたレビュー後の対応報告では、複数形のカタログ、文字列ごとのロケールフォールバック、起動時キャッシュの廃止、カタログ出力を最後まで読み取る処理が修正されている。avillagranは、マシン名やアカウントのメールアドレスなど、ユーザーのテキストを翻訳対象から外す仕組みも追加し、omacom/omarchy#10083:issuecomment-6508768366で対象を絞ったテストが通過したと報告した。提案は引き続き未マージであり、それ以前の対応報告では、対象を絞ったテストの通過と、既存状態や環境条件が原因とされるテストスイート全体の残存エラーとを区別している。
