マージ済み

アプリが予告なく終了する問題と音切れに対処

emirbがomacom/omarchy#16824をQuattroの開発ブランチにマージしました。この変更は各プラットフォームにrtkitをインストールし、ホスト側のPipeWireクライアントがリアルタイムスケジューリングを直接要求できるようにするとともに、サービスを有効にする前に実行中のセッションを修復します。提案では、アプリが予告なく強制終了する原因としてリアルタイム処理の実行時間枠がゼロであることを挙げ、負荷が高いと音声スレッドが処理期限に間に合わない問題も指摘しています。

この修正では、インストール前に既存のゼロの上限値を引き上げ、同時に走る更新を調整します。PRによると、テストした実機2台では更新に起因する強制終了は発生せず、小さいバッファーを使ったテストで音声のアンダーランがそれぞれ111回、92回からゼロに減ったとのことです。これらはコントリビューターが報告した測定値です。FlatpakクライアントとWirePlumberにはポータル関連の制約が残っているため、今回のマージですべての影響範囲が修正されたと確認できたわけではありません。

マージ済み

ディスプレイごとに拡大率を独立して保存

dhhがomacom/omarchy#16923を提案し、Quattroにマージしました。共通の拡大率設定で保存する方式を、フォーカス中のモニターに対するルールへ置き換えます。これにより、ノートPCの画面の拡大率を変えても、設定の再読み込み後に外部ディスプレイの拡大率まで変わることはなくなる見込みです。

その後の返信で、dhhは、設定ファイルのシンボリックリンクを維持するアトミックな書き込みと、複雑なモニタールールには手を加えない保護策を説明しました。続いてdhhはomacom/omarchy#16950をマージし、有効なモニターのうち最も低い拡大率からセッション全体のGDK_SCALEを決めるようにしました。これは画素密度の低い画面でXWaylandアプリが大きく表示されすぎる問題に対処するもので、代わりに画素密度の高い画面ではやや小さく見える場合があると説明されています。

マージ済み

標準のタッチパッドジェスチャーをQuattroに追加

dhhがomacom/omarchy#16891を提案し、Quattroにマージしました。3本指のスワイプでは、ワークスペースの切り替え、AIコンソールの表示・非表示、Omarchyメニューの表示を行えます。4本指のスワイプでは、アクティブウィンドウを別のワークスペースへ移動したり、全画面表示を切り替えたりできます。

既存のカスタムジェスチャーがある場合は、割り当てが競合しないよう、標準ジェスチャーを無効にする移行処理が行われます。その後の対応で、dhhは検出対象を入れ子の設定ファイルやシンボリックリンクにも広げ、編集時にも設定のシンボリックリンクを維持するようにしました。ユーザーは標準ジェスチャーをすべて無効にすることも、個別の割り当てを解除してから別の操作を割り当てることもできます。

マージ済み

背景のイントロ再生の制御をデスクトップシェルへ移行

dhhがomacom/omarchy#16884を提案し、Quattroにマージしました。背景のイントロ再生の制御を、シェルスクリプトからデスクトップシェルへ移します。新しい背景の準備が整うまで切り替え前のフレームを保持し、背景リンクの更新、イントロの再生、その後のHyprlandの再読み込みを連携させます。

dhhはその後の返信で、背景変更とテーマ切り替えが競合しないためのロック、再読み込みのロックを保持している間のイントロ再生状態の確認、新しい引き継ぎ処理に対応していない古いシェルが動作中の場合に通常の切り替えへ戻す仕組みを説明しています。これらの変更は、画面のちらつき、切り替えの中断、短時間に何度も選択した際の競合への対処を目的としています。

マージ済み

端末ウィンドウに代わり、Waylandネイティブのスクリーンセーバーを導入

omarchybotがomacom/omarchy#16800をQuattroにマージしました。マウス入力に反応しなかった端末ウィンドウに代わり、すべてのディスプレイにオーバーレイを描画し、マウスの移動、クリック、スクロール、キー入力で解除する仕組みになります。

アイドル監視サービスも、操作が割り当てられたメディアキーなど、オーバーレイでは受け取れない入力を検知するとスクリーンセーバーを停止し、ユーザーが操作を再開した際には待機中のロックを取り消します。PRによると、パッケージは両アーキテクチャーのedgeで利用可能です。この変更を含むOmarchyのリリースがrcやstableにも届くには、それぞれの配信チャネルへの昇格が必要です。

提案中

パスワードで選ぶ家族用アカウントは引き続き開発中

omarchybotがomacom/omarchy#16920を作成しました。1つのQuattro環境を複数の大人と子どもで使えるようにする、未マージの提案です。各アカウントに専用のディスクロック解除用キースロットを用意し、解除に使ったパスワードでデスクトップを選ぶ構想です。子ども用アカウントには、アプリの制限、テーマ集、利用時間の管理、Webサイトの許可リストを追加する予定です。

omarchybotはその後の返信で、別アカウントから子ども用DNSリゾルバーへアクセスできる問題、rootパスワードの管理責任の引き継ぎが途中で中断した場合の問題、sudoがパスワードを要求する環境でのアカウント作成の問題を修正したと報告しています。これらは提案中のブランチ内での修正であり、マージ済みの機能ではありません。

この提案は、子ども向けの制御には限界があると明記しています。その気になれば子ども自身がセッションを変更でき、ディスクのパスワードを知っていればライブUSBからディスクを読み取れます。また、Apple Siliconで別の人のキースロットを受け入れるには、ブートパッケージ側の対応も必要です。

提案中

miseの優先順位をめぐる議論は明示的な無効化の方向へ

omarchybotがomacom/omarchy#16881を作成し、miseの遅延インストール対象である未インストールの標準ツールが、別途インストールしたコマンドより優先される問題を取り上げました。同日の早い時間の返信では、omarchybotが、未インストールの標準ツールだけを他のインストール済みツールより低い優先順位にしたいというメンテナーの意向を伝えていました。

その後、cobrakoralはテスト結果を報告し、提案されたPATHの構成では、プロジェクトで明示したバージョンが使われなかったり、mise経由の実行で失敗したりする可能性を示しました。cobrakoralはまた、上流での表示改善と実行ファイルの選択は別の問題だと説明しています。ツールをlazyと表示しても、実行されるバイナリーは変わりません。

これらの結果を受けて、jdxは明示的な無効化を解決策とすべきだと述べ、miseでもOmarchyでも自動フォールバックを進めないよう求めました。jdxは、個別のコマンドにはdisable_toolsを、Omarchyの標準ツールにはRemove > Preinstallsを使うよう勧めています。issueは未解決のままです。提示された議論から確認できるのはこの推奨方針であり、Omarchyで優先順位の変更がマージされたということではありません。

提案中

USB起動時の競合を減らすインストーラー改善案

hegjonがomacom/omarchy-iso#355を作成し、現在も未マージです。検証サービスのI/O使用量を個別に計上し、起動時のシェルで不要な処理を省き、コンソールフォントを事前にビルドします。メディアの検証を維持しながら、インストーラーの開始画面が表示されるまでの時間を短縮する狙いです。

仮想マシンでの初期測定に続き、hegjonは同じUSBメモリーを使ったThinkPad X200実機でのテストを報告しました。カーネル起動から開始画面の表示までの時間が25.5秒から20.5秒に短縮し、その後のインストールも最後まで成功したとのことです。これらは提案者による測定値です。追加報告では、この機種では変更対象外のinitramfs段階が引き続き最大の待ち時間を占めており、期待できる効果の範囲がより明確になりました。

マージ済み

M3 MaxのディスプレイとGPUの引き継ぎを標準で有効にするローダーがedgeに到達

chriskearneyによるomacom/omarchy-pkgs#1707が、ryanrhughesによってmasterにマージされました。このローダーパッケージは、適用条件のチェックを通ったJ516Cの16インチM3 Maxで、既存のディスプレイとGPUの引き継ぎ処理を標準で有効にします。また、T6030の外部ディスプレイに必要な、依存関係にあるメモリーの引き継ぎ処理も含まれています。

承認したレビュアーのmaralcbrは、edgeでこのローダーと古いカーネルが組み合わされないよう、対応するカーネルとMesaを先に配信することを条件としました。その後、github-actions[bot]が、aarch64向けのm1n1-aurora 1.6.1.aurora22-1をedgeへ正常に公開したと報告しました。

PRでは、過去のハードウェアテストと、今回のパッケージの組み合わせそのものの適合性確認を区別しています。既存の環境で新しいStage2を使うには、boot.binを再構築し、それを使って起動する必要があります。インストーラーの再ビルドと、rcやstable向けの全面的な適合性確認は、別途必要です。

クローズ済み

Omarchy Files、プライバシーに関する修正を経て掲載

spalencsarが、omacom/omarchy-plugin-marketplace#13098を通じてOmarchy Filesランチャーウィジェットの掲載を申請しました。別のファイルマネージャーアプリを起動するウィジェットで、アプリが未インストールの場合は、ユーザーの確認を得てホームディレクトリー内にインストールする機能を備えています。

レビュアーのHANCORE-linuxは、先に指摘されていたフォルダー履歴と配布に関する修正を確認した後、非公開のファイル名や未加工のエラーが通知コマンドの引数を通じて露出する問題を指摘しました。その後のレビューでは、配布されたv0.1.3でこれらの問題が解消され、固定されたアーカイブのチェックサムも一致することが確認されました。

その後、github-actions[bot]が公開と検証を報告し、申請はクローズされました。この検証はレビュー対象となったマーケットプレイスのスナップショットに対するものであり、セキュリティ監査ではないと明記されています。